2026.06.15

「レントゲンで異常なし」でも本当に異常はないのか?

 

交通事故や転倒後に受診し、レントゲンを撮って「異常なし」と説明されることは少なくありません。

 

しかし、レントゲンで確認されるのは主に肺の病変や骨の形態です。

外傷においては骨折の有無を確認しているという事になりますが、

痛みや可動域制限の原因が“骨折”だけとは限りません。

 

実際には、

「靭帯」「腱板」「椎間板」「半月板」「TFCC」

などの“軟部組織”の損傷が症状の原因になっていることがあります。

また骨折であっても、レントゲンやCTで気づかれにくいものがあります。

 

これらはMRIで初めて確認できることが多いのです。

「画像で異常がないのに痛みがある」

というケースでは、MRI未施行のまま見逃されている可能性があります。

 

画像鑑定においても、MRIでは下記のようなことが分かるため、

事故が原因で生じたかどうかを検討する材料となります。

 

・病変の発症時期(超急性期 急性期 亜急性期 慢性期)

・筋肉や靭帯等の軟部組織の状態

・骨の中の組織の状態(レントゲンやCTで分からない骨折)

・炎症の程度

 

画像鑑定の際、MRIがないか確認させて頂く事が多いのはこのためです。

 

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